ポルシェ930 | Valkyrie Archie株式会社

Porsche 930

●全長×全幅×全高：4290×1775×1320mm
●ホイールベース：2270mm
●重量：1140kg
●エンジン：空冷・水平対向6 SOHCターボ
●排気量：2994cc
●最高出力：260ps/5550rpm
●最大トルク：35.0kgm/4000rpm
●トランスミッション：4速MT
●駆動方式：リア縦置きRWD

こちらは、ボルシェ930カレラ（911）1989年式になります。

カラーはソリッドブラック。走行距離は４０００キロと、稀に見る貴重な車両を手に入れらたそうです。

塗装自体のコンディションとインテリア内の質感自体は、非常に良いコンディションに保たれおり、往年のポルシェらしい重厚感は現行モデルとはまた違う魅力があります。

この車両に関しては、ノンターボのため、スポーツ色というよりはGT色を強く意識されたモデルに感じられます。

歴史ある名高いポルシェを「どのように研磨とコーティングによって往年の雰囲気を再現できるか？」が今回のテーマとなります。

今回、ボディー研磨以上に手間がかかる作業となりましたのは、ホイールです。

年月が経っている理由もあるのですが、問題は白く濁って完全に染み付いてしまっているという症状のものでした。これらは、欧州車（メルセデスベンツ等）のモールに付着するものと類似していますが、原因は日本の気候から来る要素が非常に高いと思います。

通常の汚れは、弊社の特殊ケミカル剤により、大抵は落ちてしまいますが、それでも落ちない場合はアタックの強いポリッシャーにて数度に渡る研磨を行います。

しかしながら、今回はそれでもビクともしない症状でしたので、弊社の独自な11工程の作業にて。ほぼ新品の状態に復元しています。

ホイール素材と塗装質により、不可能なものもありますが、ホイール一本あたり約４時間程度かかります。

ホイールで、酷い汚れの方は、是非ご相談下さい。
※ホイール研磨は、オプションになります。

車両納車時、走行距離の割にエクステリアボディーの艶感がとてつもなくない状態でした。

一年前に他社でガラスコーティングされたとの事でしたが、ボディーを確認してみますと、ボディーに元々ある傷と技術者によって磨きを入れた後の研磨キズがあらゆる箇所に付着していました。

これらのキズが消されていない状態で、無機質ガラスコーティングをされている事になります。

室内保管を考えたら、余程の事がなければ艶感を保てるのですが、ましてソリッドブラックとなると、普段の手入れは不可欠です。

無機質ガラスコーティングは、性能は素晴らしいのですが、強い有機質物には非常にデメリットな点があります。
最低メンテナンスと日頃の定期な洗車をしていなければ、美観のキープは非常に難しくなります。

弊社のブラックブース環境では、通常の施工環境では見えない、本の僅かな線のような傷まで確認が可能です。研磨メニューでは、下地処理から完全に油分を抜いた状態から作業に入りますが、どこまで傷消しを行うにせよ、研磨によるキズは消すことは前提となります。

今度の車両はソリッドブラックであるため、非常にジビアでしたが傷消しは、ゼロキズに仕立てています。また、二段階によるボディーリムーバー(油分抜き)も行い、艶を出す最適な研磨量が入る事で艶、潤いを出しています。

コーティングは、全体に水溶性樹脂コート、バンパー他、各部には硬化型ガラスコーティングを使用しております。単にコーティングをするという考えではなく、オーナー様のライフスタイル、そして保管環境、使用頻度、カラー等の合わせて、ご提案させていただきます。

納車前のカンセリングにて、お車のお悩み等、ご相談下さい

before

after

当店は、神奈川県横浜市山手にある完全予約制のカーコーティングがメインのプロショップです。

当店の特徴は、通常のコーティング施工より、遥かに長い時間をかけて行うことにあります。

また、二層式ブラックディメンションブース他、特殊なLEDを使用し、低重心ダブルアクション技術で全ての車両に対応しています。これらの複数のリソースを揃えることで、ディーラー系等とは全く違う世界の「仕上がり」をご提供させていただいております。手間をかける事と車側から求められている事。また同時に、お客様のライフスタイルに合わせ仕立てるスタイルこそがValkyrie Archieの根源にございます。

『美観』に対する拘りをお持ちの方は、是非一度足を運んて頂けたらとと思います。

※他、カーラッピング、ペイントプロテクションフィルム、クリアブレックスも承ります。