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「スカイラインGTR第二世代デザインについて考える、、、エピソード9」

こんにちは。ヴァルキリーアーチーのG鈴木です。今回はスカイラインGTR、第二世代デザインについてのラストを締めくくるBNR34です。この車については私自身、所有していたこともあり、思い入れ特に強いですね。GTRユーザーの方であれば、現在、圧倒的人気車両ですので、ここで改めて何かを語るにはおこがましいと考えますが、私なりの意見を述べさせて頂きたいと考えます。

このBNR34とは、

前回の商品主管と同じ、渡邊氏が指揮をとってあり、これに交えて日産の水野さん(R35開発責任者)、田村さん(現R35責任者)もわずかに関わっている様でして、第二世代GTRの集大成ともなっている非常に完成度の高いスポーツカーです。デザイン性の前にまず、語っておきべき点はボディ剛性の著しい変化と当時の日産が謳っていた「インテリジェンス・ハンマー」と「究極のドライビングプレジャー」を持ち合わせた特筆したハンドリング性能だと私は考えます。

 無論、RB26エンジンの素晴らしさは語るまでもないのですが、とにかく乗り易く扱いやすい、特性を持っています。他にも市販車世界初のデイフユーザーの搭載等、レーシングカー並みのコンテンツを各箇所に散りばめています。そして、デザイン。これは元々、往年のスカイラインらしさに戻ると言う考えが日産首脳陣にあった様で、DRスカイラインのシルエットを色濃く残していると思われます。

前回でも述べさせて頂いた、形違えど各パーツのアプローチは同じながら、室内移住性を見事に確保しながらも全体のデザインは、よりスカイラインGTRらしくなっており、またこのデザインは時間が立った現在でも飽きの来させない、非常に珍しいタイプの車両であると考えます。

 デビュー当時は若干、ヤンチャな方向性と言われていましたが、この車両の持つオーラは現在、別格であり、それらが現代の世界的評価につながっているのでしょう。R34スカイラインGTR34とは、第二世代究極のGTRであり、当時、経営的にも苦しかった日産の意地、そして、技術の日産の賜物と言える名車です。次回は、エピソード・ファイナル、R35のデザインについてお話しさせていただきたいと思います。  

                    横浜山手  Valkyrie Archie  

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