前回もお話させていただきましたが、特に屋内保管車である場合は、「どこのブランドのガラスコーティングを使うか?」は、さほど意味を持たないのです。それ以上に大切なことは、コーティング剤を塗布される前に、徹底して下地洗浄と研磨がきちんと入っているかです。下地洗浄とは、ボディーとそれ以外の各細部に対し、汚れを落としてあげることです。
その多くは、化学物質によって有機質、無機質を取り除いていくのですが、この作業時間が長ければ長いほど、良いと言えます。当店の場合であれば、この作業に約2~3日間かけます。これらは、人の肌で言う角質を取ってあげる行為に近いと言えるでしょう。
前置きが長くなりましたが、今回のテーマ「下地研磨とは?」
下地研磨は、ボディー表面上のクリア塗装に磨き工程を入れ、傷の処理と艶を出すという2点に重要性があります。これらは単に磨くというものではなく、症状に合わせ対処する技術力と設備環境、そしてノウハウが仕上がり差を大きく生み出します。
【下地研磨によって、新車クオリティー以上に達したメルセデスベンツCクラス】
また研磨には、様々なやり方がありますが、次回はどのように研磨工程が行われるかをお伝えしたいと思います。
ご愛読ありがとうございました。
G鈴木
予約制カーコーティング&ラッピングプロショップ Valkyrie Archie
神奈川県横浜市中区本牧間門25-11 プロミネンス本牧103
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