夏も終わり、今年は残暑らしい残暑もなく、涼しい秋になりそうですね。
さて、ポルシェカイエン。今回は研磨とコーティングで施工完了です。カラーはソリッドブラックで塗装自体は、硬い塗装の部類に入りますが、これだけのキズの量をこなしていくにはかならの時間を要します。
また、量だけではなく傷深さ。どの傷を基準に研磨を考えていくか?当店の場合は傷の深さを追う形が主に施工料金の差になります。
また、驚いたのが下記写真です。
こちらは、納車時には確認できなかった傷です。
この傷の表面に何かしらの塗料覆い、隠してあったのです。これだけ大きな弧を描い傷は、コーティングショップのポリッシャーによるものです。
直径を見ると18センチ以上。
という事は比較的大きなバフを使用したシングルアクション等が考えられます。ちなみに弊社の使用機械は低重心ダブルアクションですから、遥かに直径が小さいのです。シングルアクションという研磨力を使う事は、個々の考えで自由ですが、自分の顧客に分からない様してしまった事は、プロとして良くありません。
原因は分かりませんが、何かしらのアクシデントがあったはずでしょう。そして、こちらを数工程入れた研磨にて消す作業を。
【数工程研磨後】
何とか綺麗に消せましたが、これらは塗装状態により、限界があります。
【研磨後】
艶、潤いは完全に戻す事ができました。今回の技法は早めに、艶を出すというやり方をしています。
特に傷みや塗装劣化した車両は、車両により特性は様々ですが、磨きによる自身のキズの置き換えは非常にシビアです。
そして、水溶性樹脂コートと各部ガラスコーティングを。一段と艶感を引き上げてくれました。
【施工完了】
また、一ヶ月後にさらなる深みを与えるオーバーコートを予定で、今回のコーティングに問題がなかったか?等、チェックをさせて頂く予定です。
いかなる高性能のコーティング剤を使用しても、コーティングがきちんとボディーに浸透し、保管環境で試さなければ分からない部分があります。
オーナー様も施工後には、喜んで頂けたようです。次回は、一ヶ月検診にてブログにて詳細をお伝えしたいと思います。
※近日、ユーチューブ動画、公開致します。
大切なお車に、美観を求める方は是非、一度当店に足を運んで頂けたらと思います。
ご愛読、ありがとうございました。
完全予約制カーコーティングパドック
横浜市山手ヴァルキリーアーチー
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