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執筆者の写真Valkyrie Archie ヴァルキリー・アーチー G鈴木

アルファスパイダー コーティング1

アルファスパイダーを施工依頼を頂き、いよいよ、当店に到着。このイタリア産ブランドは、ドイツ車とも違う、良くも悪くもアクが強く個性的なイメージがありますね。

ちなみに、こちらの積載車は、カーディテイリング界で有名なアクティブガレージさんの元車両だとドライバーの方が話していました。アクティブガレージさんと言えば、歴史ある老舗店で超一流の会社です。 積載車を見ても、様々な安全面での工夫がされており、これもまた勉強になりますね。 さて、肝心の車両を下ろし、ブース内に入庫し、ボディーチェックです。



比較的、綺麗なボディーですが、やはり小傷やスケールの付着、それに全体から感じる光沢の面が足りない感じの印象です。 単に艶を出す事自体は、この塗装に関しては難しくないのですが、ご希望が「お任せ」という事で、いくつかのマッチングテストを行い、今回はあくまで、この年代に合わせたナチュラルなボディートーンを創る事に。 あまりにも旧式なタイプの車は、艶や光沢ばかり活かすと、「その年代の雰囲気を壊してしまう」という考えが私にはあり、自然な深みがこの車には合っているかと思いました。 まずは、洗車から始まり、各部洗浄。

そして、いつものように無機質を確実に一つづつ除去を行います。

このブルーカラーはラメ粒が小さく、綺麗な済んだ色をしてますね。この時点でも、手応えは感じます。このナチュラルな感じを引き上げるには、初期のキズを取る研磨では、無理に艶を引き上げないように今回は、いつもとは違うアプローチです。 勿論、油分もしっかり取り除いていきますが、ポイントは仕上げの研磨精度を見ながら、磨く時間をコントロールする事。

今回の場合、研磨を行き過ぎてしまった場合、目指しているナチュラルさを失い兼ねません。人であれば、年や雰囲気、その方に合う服装があるのと一緒で車にも、その定義は当てはまるものです。 歴史あるイタリア名ブランドとなれば、年式を考えても、似合うボディートーンが存在します。これは、ジャガー等にも同様な事が言えると思います。 そして、ボディーホイール共に鉄粉除去をし、全体にマスキング。

今回は、ここまで。次回は研磨に入り、小傷を取り除く事から作業再開です。 今回も、ご愛読ありがとうごさいました。 予約制カーコーティングパドック Valkyrie Archie(ヴァルキリーアーチー)



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