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執筆者の写真Valkyrie Archie ヴァルキリー・アーチー G鈴木

引退と言う文字を考えさせられるスポーツ選手

横浜市山手ヴァルキリーアーチーのG鈴木です。世の中には、様々なアスリートスポーツ選手がいます。 彼らは現役から引退まで、どのような事を考え、特にピーク時に引退をしていくのか。今回、その引退に於いて取り上げたい選手が現F1アストンマーティンチームのセバスチャン・ベッテル選手です。 彼は、かつてF1史上最年少チャンピオンを取り、レッドブルレーシングを4連覇させた程の若きチャンピオンでした。現在のレッドブルチームの活躍は、元を辿れば、セバスチャン・ベッテルの功績が大きかったように思います。しかし、当時もそうでしたがレッドブルの持つシャーシは、F1史上最もダウンフォースを持つと言われた程、車の出来が絶品であったということ。レッドブルのマシンに乗れば、必ず勝てると言われていた時代でもありました。 このエースとして君臨していたのがセバスチャン・ベッテル選手でしたが、チーム脱退してからの成績が明らかに以前より落ちていってしまいます。 これは、年齢的なものなのか、他チームのマシンに合わなかったのか分かりませんでしたが、レッドブル在籍時にも新人チームメイトに負けてしまう等、多々見られるようになり、フィジカルな面でも強さをだんだんと発揮出来なくなっていきました。F1ドライバー問わず、桁違いの強さや成績から、ある時から途端にパフォーマンスが落ちてしまうアスリートはいるかと思います。 また逆に長いキャリアの中で、パフォーマンスの安定が長く続く人もいます。特に世界最高峰のF1ドライバーとなると、一時的持っていたスピードがまたある時から極端に上がるケースは多くはなく、往年のチャンピオンで故ニキ・ラウダという例外を除けば、殆どの場合、難しいシチュエーションに追い込まれてしまいます。 そんなセバスチャン・ベッテル選手に関しては、近年の彼のスピードを見ると、もはや限界に来ているのは間違いないでしょう。 4度のワールドチャンピオンの栄光を考えると、今ここで下位チームに入ったまま、若いフレッシュな新人チームメイトに負けてしまうことは、ファンとしては辛いものです。それほどに、強烈なスピードと攻撃的なスタイルは、あのミハエル・シューマッハを超えるのではないか?と思わせる程のスーパードライバーだったと思います。 引退すべきと叩かれていた時期もありましたが、やはり一流アスリートですから、個人的に遅くなった4度のワールドチャンピオンはファンとしては見たくない気がします。 どのスポーツ選手も引き際があるとは思うのですが、ピークを超えた瞬間、今までのようなパフォーマンスが出来なくなってしまう怖さや不安は、見ているファン側以上に本人にはとても苦しい事かもしれませんね。

ヴァルキリーアーチー  G鈴木


神奈川県横浜市中区本牧間門25−11プロミネンス103 予約制カーディテイリングパドック 株式会社Valkyrie Archie


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