今回はPart2です。さて、こちらのローレルは年式を考えても、塗装コンディション自体は素晴らしく、特徴としては「硬い塗装の部類」です。
※研磨圧傷消しのテストにて分かります。
ボディー全体には深めの傷が数か所あり、またボンネット、ルーフには強いクレーター(スポット)が付着しており、これらは長い年月をかけて直射日光とスケールの付着で、ボディーに染み付いているような状態でした。
こうなりますと、容易くクリーナーや研磨で取れるものではありません。
こちらに関しては、後の研磨工程にて詳細をお伝えします。
さて、まずは洗車、ホイールから各箇所、ボンネット内の際からドアヒンジ、トランク内の際と隅々を洗浄していきます。
【現状写真】
作業開始です。
この作業では、単に洗浄するだけではなく、隙間等に詰まっている油分を徹底的に取り除いていきます。
そして洗浄後に、スケール(無機質)除去作業を車のガラス以外の場所に施していきます。
このスケール除去作業は、何度も何度も塗布して行う事で、のちの仕上がりに影響して来ます。
そして、次に同じ手法で有機質除去し、油分が徐々に取れ始め、全体がスッキリした状態になり得ます。
これらの作業は研磨前に必ず行い、約3日間丸々かかる作業です。磨きを入れる前に、このような下地手順をすることで完全にボディーを素の状態にしてあげることで、普段の洗車もスムーズに行うことが可能となります。
そして、全体のマスキング開始です。
今回は、ここまでの投稿ですが、次回はいよいよ、研磨とサンディングによるクレーター消し作業です。
どのように艶が上がり、傷が取れていくか?を掲載したいと思います。
ご愛読、ありがとうございました。
予約制カーコーティング
横浜市山手ヴァルキリーアーチー
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