●全長×全幅×全高:4,995×1,960×1,485
●ホイールベース:2,925
●重量:2,200 kg
●エンジン:V型8気筒DOHCインタークーラー付ターボ
(1気筒=4バルブ)
●排気量:3,996 cc
●最高出力:441 (600) / 6,000 - 6,250 kW (PS) / rpm
●最大トルク:800 (81.6) / 2,050 - 4,500 Nm (kgm) / rpm
●トランスミッション:電子制御8速 ティプトロニックトランスミッション
●駆動方式:quattro(4WD)
今回の車両オーナー様は、スーパーカーを含め、複数台所有されている中からの一台「アウディRS6アバルト」です。
アウディというブランドは近年こそ、ルマン始めモータースポーツ色が強いイメージですが、本来は4WDでラリーレースを得意とする自動車メーカー。
そんなアウディの色濃く持つDNAから生まれたシリーズがRSシリーズ。
エンジンは同じ袖を分かち合うランボルギーニと共有されてはいるものの、セダン始めアバルトはパワフルかつ、ドライビングプレジャーを強く感じさせる非常に高いレベルのマシンとなっております。
この車両に関しては、走行距離自体は大して走られていないものの、屋外保管ということもあり、ボディー全体には傷という傷がありとあらゆる箇所に刻まれていました。
また無機質(スケール)の付着が酷く、ルーフにはウォータースポットが染み付いており、ボディー全体に艶が活きていない塗装コンデション。
今回は、現行車のイメージの如く、より「スマートでシャープなイメージ」に仕立てたいと思います。
Audi RS 6 Avant
走行距離4200キロ
カラー ブラックパールファントム
2こちらの車両の大きな問題点は、傷だけでなく、グリルや各パーツ等の汚れとツヤ落ちです。
ボディーも光沢は失くしていますが、アウディの顔と言えばシングルフレームグリルなので、この点の汚れをきちんと落として行かねばなりません。
ボディー汚れを落とす前に、全体洗浄と同時にこれらの箇所を細かくクリーニングし、その後にクリーナーによる無機質、有機質の除去を数回に分けて行っていきます。
3研磨&コーティング
全てのパーツ類、メインボディーへのクリーナー除去後に研磨となります。※鉄粉取りと鉄粉除去は、この時点で済ましています。
まずはマスキングをして、この時点で大きく、深い傷があれば、あらかじめ印をしていきます。
ボディーには、あらゆる傷が残されているため、また艶面でも初期研磨で上げておくべきと判断し、傷に対してはマッチするコンパウンドを使用。そして、バブ選択、加圧コントロール、ポリッシャー回転数を上手くシンクロさせながら作業を進めていきました。
before
after
当店は、神奈川県横浜市山手にある完全予約制のカーコーティングがメインのプロショップです。
当店の特徴は、通常のコーティング施工より、遥かに長い時間をかけて行うことにあります。
また、二層式ブラックディメンションブース他、特殊なLEDを使用し、低重心ダブルアクション技術で全ての車両に対応しています。これらの複数のリソースを揃えることで、ディーラー系等とは全く違う世界の「仕上がり」をご提供させていただいております。手間をかける事と車側から求められている事。また同時に、お客様のライフスタイルに合わせ仕立てるスタイルこそがValkyrie Archieの根源にございます。
『美観』に対する拘りをお持ちの方は、是非一度足を運んて頂けたらとと思います。
※他、カーラッピング、ペイントプロテクションフィルム、クリアブレックスも承ります。