日産 シルビアS15


【施工メニュー】カーコーティングtypeB 

 

【走行距離】160,000㎞

 

【色】ブラックパール

 

【保管状況】屋外

 

 

今回の車両は、前代未聞の飛び石キズだらけの「勇ましい」車です。

シルビアS15はBNR34と同期1999年デビューですから塗装の色褪せから、くすみはある意味屋外保管であれば当然です。

特にフロントボンネットは薄い再塗装かつ、飛び石、スケール、無機質のラッシュ状態。フェンダー位置より下がり気またフロントバンパーは特に飛び石キズだらけでなく、割れている箇所もある程でした。また、黒ボディーがグレーに見えてしまう程のボディーコンディションです。

 

通常で予算があれば、本来オールペンがベストですが、走行距離16万キロは伊達ではなく、今後しばらくはサーキットをメインに使用するとの事でしたので、いかにアプローチして、表現するか?です。

 

このような車両を単に磨きを入れた場合、綺麗な箇所と変えられないキズの箇所により、アンバランスな作品となってしまいます。

 

よってテーマは、「走り屋特有の勇ましさ」を残しつつ、独自の考えと技法で取り組みます。

私が普段よくやっているインテリアの「エイジング」とエレキギター、フェンダー社クラフトマンシップの様な「レリック」、そして、ブラモテル技術の3点を交わせ、施工に取り組む次第です。

洗車~リムーバル


シルビアという車は、元々ノーマルだとサーキットでは通用しない車ですが、

チューンすると、どんどん良くなる車だと思います。

 

特にS15に関しては、サイズが素晴らしく、エクステリア、インテリアともに前モデルとは

比べものにはならない位、質感が上がっています。

 

 

まずは通常通り、ホイールからボディー洗浄。そして、スケール除去、有機質除去からです。

この時点で通常の車であれば、ボディー上はスッキリします。

 

この作業自体は丸2日半かけておりますが、こちらのS15、これらだけでは

ボディーのコンディション変化は困難であったため、今回に関しては2度のVAボディーリムーバルを

行いました。

 

特にボンネット、フロントバンパー付近は再塗装のクリア厚が限界に来ており、

現状カラーも黒が灰色に見える程。

 

それほどに、今回の車両はあまりに走行距離が多く、あらゆる部分で劣化が凄まじいのです。

そして、各パーツの細かい作業が終わり、この後に研磨となりますが、

この車両に関してはそれらの劣化した部分を通常の再塗装という形ではなく、

全く異なるアプローチを行います。

 

 

ステー、エンブレム、板金塗装が必要なレベルのボンネットの加工


まずは、こちら。エンブレムの「アイアン・エイジング加工」

 

 

少し、、大げさに光沢、造形を入れ、これらはヨーロッパの古い建物や備品を意識したものになります。

次に、くすみのあった、ウイングの金属ステー。

 

これが

こうなりました。

 

 

使い古しをよりリアルに表現し、またこれらは使い込めば使い込む程、リアル感が出てきます。

更に、今回、非常に板塗装レベルであった、こちらの箇所は、このようなデザインを入れてみました。

 

これらは流れる銀河を意識してみまして、ボディー上に無数にある小傷は様々なカラーを使い、極小筆で一つ一つ「星」のようなイメージで繊細な色を付けております。

ダブルアクション研磨による、ウール・ウレタンによる2工程以外に樹脂コートの塗り込みを2回施し、

完成に近づきました。

 

 

他、ウイングステー、ホイール、擦りキズ、更にエンジンルーム内部も洗浄を施し、明らかに古くなっている箇所に全て「エイジング加工」を入れてます。

 

インテリアに関しては車内清掃他に、擦り減ったシフト・ノブには強い錆感を加えました。

 

 

ご予算や仕上がりのご希望、ご要望に合わせた施工をご提案します。