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  • 執筆者の写真Valkyrie Archie ヴァルキリー・アーチー G鈴木

「レクサスについて、思う事」

こんにちは。ヴァルキリー・アーチーのG鈴木です。現在、仕事の営業移動用にレクサスSC430を使用しています。店舗オープン前ですので、本当に好きな車購入は現在、お預けとしてますが、このレクサスについて今回は少し触れていきたいと思います。


このSC430という車両はトヨタが国内にレクサスブランドを持ち込み、満を喫してレクサス・フラッグシップモデルとして投入、現在はラインナップとしては外されています。原型はソアラ、GSはアリスト、ISはアルテッツァからのリニューアルでして、全てに向上を目指し、開発されていました。

現在は既に2020年ですので現在のレクサスと比べますと車両としては既に古いと言わざる得ないのですが、私個人の見解として問題なのは開発年代を考えて差し引いても、当時のトヨタさんの方向性の迷いが如術に現れてしまっているという点です。

この時代はまだ、国内のプレミアムと称される車がドイツ・ニュルブルクリンク・オールドコースでテストされていないものの、基本メカニズム、エンジン搭載位置、サスペンションの考え方等、各所がまるで別々の部門で考えられ、制作されたような気がどうしてもしてしまうのです。

新しい車両の設計には、必ずメーカーのテストドライバーが存在し、様々な場所や地域でテストされているはずですが、実走行も兼ねて、公道からサーキット等、あらゆる場所でテストされています。

例えば、 同じ時代のBMWやスカイラインGTR、メルセデスでも良いのですが、それらの車両と比較しますと、一言で言わせていただくならば、やはり「バランス面」がこのSC430は若干崩してしまっていると感じます。

コンフォートな面とスポーツ面を取り入れたいが為の開発陣の意気込みは非常に理解出来るのですが、結果、ドライバーが安心してドライビングに出来ない印象を感与えてしまっています。

狙っている目標こそ高いが故に、その両立を開発陣の方々は狙っていたものと考えますが、この対極にあるコンフォートとスポーツは、レクサスと言えど、この当時のデータやノウハウでは、もがきながら開発するしかなかったと考えます。

クラシカルなエクステリアにオープンボディ、ソアラからの脱却ですので、デザインと言う観点からすれば最高の仕上がり、中でもシートレザーの質感は上質そのものです。

レクサスデザインのクオリティ水準から見ても同等に、今後、「車作り」に関しては、実走行を兼ねたテストをもっともっとあらゆる環境面で、テストしていただきたい考えです。

これから始まる電気自動車時代になっても、基本的な「車作り」への心は忘れて欲しくないですね。世界のトヨタ、世界のレクサスなのですから。     

                                                                         Valkyrie Archie G鈴木


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