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  • 執筆者の写真Valkyrie Archie ヴァルキリー・アーチー G鈴木

アルファスパイダー コーティング完成

前回に引き続いて、アルファスパイダーの研磨作業です。この時代のアルファロメオは、エクステリアからインテリアまで、いかにもイタリア車らしいデザインをしていますね。


グリルも単に三角形ではなく、よく見ると凝った造形をしており、フレームのメッキの使い方等、各部バランスも非常に上手くデザインされていると思います。

また、丸目ライトも現在のベントレーコンチネンタルシリーズの前衛デザインに見えます。また、この形式のライトは、高級感を持たせるだけではなく、スポーティーな雰囲気を醸し出しますね。

そして、初期研磨から入り、カメラには収められづらい、無数な傷が刻み込まれていました。現在の携帯電話のカメラでは、よほどの高性能でなければ、写真上に写し出す事は不可能です。今回は、仕上がりが年代に沿った艶やトーンを出す事が狙いなため、初期研磨では傷を取りながらも、意図的な艶出しは控えています。自然な艶は、2工程目の仕上げ研磨と最後の樹脂コート塗り込みにて十分と判断。


【仕上げ研磨終了後】

そして、最後は今回は当店の水溶性樹脂コートとオーバーコートには、強い撥水目的とシックな落ち着いた雰囲気の出る味付けを。


【二層式水溶性樹脂コート施工後】

カーディテイリングの世界では、単にコーティング剤だけで艶感をする事は不可能です。傷を取る研磨量に塗装に合わせた面圧、また車両に合わせた様々な組み合わせを取り込みながら、デザインしていく事が可能となります。


アルファロメオにギラギラした感じは、やはり合わないと感じましたので、今回はさりげなくシックにまとめてみました。


このような年代の車を綺麗に仕立て上げ、街中を走ってみるのもオシャレかと思いますね。

今回もご愛読ありがとうございました。


予約制カーコーティングパドック

横浜市山手ヴァルキリーアーチー


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