現在、世界の環境問題は深刻化しており、その資源の種類、確保にあたり、その国々によって、考え方は違ってきて当然と言えます。
自動車業界にしても、技術的テクノロジーは発展しているものの、世界各国、各々の環境事情から、そう簡単には次世代の主体となるエネルギー原力が定まりづらくなって来ているのかもしれません。どんなに効率や安全な持つ、環境的技術優れていても、そこには必ず、コストという、非常に重要な問題が立ちはだかってきます。
その中でも、現在では自動車購入時に、必要認知されているカーコーティングに於いては、どうか?という点を取り上げていきたいと思います。
2000年代から、登場してきたガラスコーティングが、コーティングの主流となっている現在ですが、ガラスコーティングにも、様々なタイプのものが市場に出ています。今回は、そのコーティング性能のみならず、デイーラーやスタンド等のコーティングと専門店やプロショップとされる違いについて、お話したいと思います。
また、そのコストの中には対価という重要なワードが対極しますが、商品に於いての対価という説明だけでは実に不十分な問題があり、ユーザーの方々には、あくまで知識、参考にしていただけたらと思います。
現在、世の中に主流の車のガラスコーティング剤は、元は他業界(建設業等)からの派生とされ、車に合わせながら進化していったものとされています。また、近年の進化と遂げた技術により、撥水力、防備力は素晴らしい性能と誇っているかと思います。また、市場に出回っているコーティング剤は無数に存在し、自動車を綺麗に維持することに大きく貢献しており、多くのユーザーに支持、認知されています。
その使い道や提供面に於いては、各社、違う考えとアプローチに当然分かれたいきます。コーティングには、もう一つの面としては、どんなに高価で性能が高い商品であっても、その性能的な限界枠が、強い線で示していることを知ってもらう必要があります。
※上記写真は、屋外保管、ガラスコーティングによって様々な要因から炎症を起こしてしまった現象によるもの。
ジネスには、マーケットが存在して成り立つ基準がありますが、問題としては、特にガラスコーティングに於いてはPRが不十分であり、中には誤ったプロモーションがされていることが多く見受けられます。対価基準で言えば、商品対価、技術対価、サービス対価等、他様々な対価論で、説明は可能です。しかし、正当な論理でいけば、その対価に付加価値があるべきあり、その商品や技術が高価であればあるほど、その価値は高いものでなければなりません。
国産車でも輸入車でも、車をデイーラーで購入された場合、その多くはコーティングは、下請け会社で作業されることのなります。
例えば、あるコーティングの代金が10万円であった場合、その価格の数割か、約半分以上は元請けであるデイーラーや会社が利益として得ることになります。つまり、差額代金分で下請け業者の仕事としての利益であり、仮に下請け業者の取り分が4万円であった場合、4万円分の仕事をせざる得ないのです。
この構図は、自動車業界だけでなく、元請け文化とされる日本企業の性質としては、ごく普通のことであり、逆にメリットとしてはデイーラーが窓口となることによって、安心と保証という名目が得られる訳です。お客様の立場からすれば、安心感があることは非常に重要な意味を持つことができるので、余程の事でない限り、自動車メーカーサイドは対応はしてくれるかと思います。
しかし、実際対価という意味となると、その価格と技術精度や作業時間は決して、バランスが良いとは言えません。そのバランスとは、どのような事であるかは、一言で「仕上がりに大きな差がある」ことになります。
分かり易い点で言えば、新車時であっても、車には必ず傷が入っているのです。それが中古車であれば、尚更傷は入っているものですが、傷の種類にも無数に存在します。ある程度、大きなものであれば、屋外でも十分に確認出来ますが、非常に細かいものとなると、室内作業の環境下でなければ、確認は困難になっていきます。室内には、専用のLEDライトは完備していなければならず、更に質の高いLEDライトを入れてあげることで、傷の症状を捉えていくことが可能です。
次は、今回のブログタイトル内にある、「デイーラーコーティングとプロショップ(専門店)の違いとは?」についてです。
双方は、同じような仕事を提供しつつも、全く異なるジャンルであるというのが適切な表現と言えるかと思います。そもそもがマーケットに対する提案が違い、施工環境他、技術レベルともに、車に対するアプローチ、企業戦略から大きく異なっています。具体的には、使用材料から設備等他、環境工時間の差も数倍以上の違いがあり、デイーラーの施工形態を更に、より精度を高めたものが専門店の役割と言えます。
そして、専門店での中でも、様々な会社形態によって異なりますが、専門店によるトップクラスのプロショップの職人であれば、単に傷を消しているのではなく、「確実に綺麗に傷を消していく」技術を持ち合わせています。また、その違いは研磨のみに留まらず、研磨に入る前の下地洗浄のきめ細かさと精度は、桁違いのレベルといえるでしょう。例えば、女性がメイクをする前に、角質が残ったままメイクをするのと、確実に角質から油分を抜き去り、メイクと同時に様々なクリームを使用し下地を形成後のメイクでは大きく違うものになってしまいますよね。
この下地処理の形成とは施工直後のみならず、その後のアフターケアにも関連してきます。
すべての人が高い技術を求めているわけではないので、ある程度のクオリティーと保証面を考える方は、むしろ、一定的技術を提供するデイーラーでのコーティングが好ましいとも言えるかと思います。重要なことはコーティング剤の種類によって決めることよりも、ご自身の車をどのようなクオリティーを求め、維持していく基準を理解しておくことがあると良いかと思われます。
次回、Vol.2では更に今回のテーマに於いて、個人的見解と、客観視しながら細かくご説明させていただきたいと思います。
今回も、ご愛読ありがとうございました。
〖予約制カーボディー・リヴァイブ・パドック ヴァルキリーアーチー〗
横浜市中区本牧間門25-11プロミネンス本牧103
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