今回はエピソード2。
引き続き、カイエンの施工です。前回のカイエンとは年式が違うものになりますが、やはり、ポルシェはポルシェでも初期型はかなり現行とは違う雰囲気を持っています。
走行距離も7万キロ弱とパールのかかったブラックカラー。全体には、かなりの深い傷が入っていました。また艶の面でも、かなりの鮮度を落としているので今回はかなり苦労すると思います。
【施工前】
ここから洗車になりますが、今回のようなコンディションであれば、ツーシャンプーを行ってから各部の細かい汚れを落としていきます。
そして、無機質除去→有機質除去と、洗車ではまず落ちない汚れ(水垢他)を含め、約3日間かけて落としていきます。
特に上記写真のような、スケール除去(無機質)は何度も行いますが、研磨前に行うことは非常に大事な事です。ガソリンスタンドやディーラー、または短施工(2日間)等のショップでは、きちんと時間をかけて行われていない事が多いです。
油分含め、ボディー全体にある汚れをしっかり取り除いて上げる事で、初めてコーティング施工するのが一番良いのです。
そして、大切な事はこの時点でケミカル剤による能力範囲で、全て落としているか?の確認です。見落としがあれば、やり直しますが技術者が万が一にも見落としいた場合、それは大きなミスとなり、仕上がりに大きく影響してしまいます。
これらの作業が終わり、そして研磨に入ります。
【研磨前〜マスキング処理】
次回は、研磨工程に入ります。
ご愛読、ありがとうございました。
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横浜山手ヴァルキリーアーチー
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