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「トヨタ・スポーツの今」


こんにちは。ヴァルキリーアーチーG鈴木です。今回は「トヨタ・スポーツとは?」がテーマにして考えたいと思います。


現在の私の仕事兼プライベートカーは、R34GTRからの乗り換え、レクサスSC430です。 日産車からレクサス車の乗り換えとなるわけですが、レクサスと言えど=トヨタ車。

現在のトヨタのスポーツを見ても、FT86からGR90スーブラ、そして写真のGRヤリスと様々なバリエーションタイプのスポーツカーが発売されています。特に実車で見たGRヤリスは、久々に素晴らしいスポーツシルエットを持つ車であると感じました。


FT86に関しては、今のトヨタスポーツの新世代の立役者と考えますが、やはりAE−86のイメージとは違う雰囲気に感じていましたし、90スープラもBMWベースとして制作されているため、「何かが違う」と感じた方も少なくはないかと思います。

国産自動車メーカーの中でもスポーツカーのイメージの会社は?と問われた場合、やはり日産、ホンダが先に来るでしょう。

スバルにはSTIがあり、マツダにはRX−7と象徴となる車があるわけですが、「トヨタの象徴となるスポーツカーは?」となると、少しイメージがしにくいかと思います。

それでも歴史的に見ればトヨタ2000GTから現在のスープラまで、「スポーツ」に対し、様々な試みはしています。一つに、それはレースへの参戦です。他のメーカーの様に「一時期のみレースへの参戦」ではなく、長期的に各カテゴリーへの挑戦をして来ました。


近年、ル・マン24時間耐久レースにて初の総合優勝を成し遂げましたが、これも歴史的長い時間をかけ、努力という努力を重ねて来た結果から得られたもので、一夜にして手中に収めたわけではありません。


現在のトヨタは、車体のバッケージング精度を上げるだけでなく、「走り」に対しての深い理解や考え方そのものが、ユーザーの心に響いているのではないでしょうか?

本来、この分野は日産やホンダであったはずなのですが、良いクルマを造る力量やノウハウがあっても会社組織としての「決断」が何故鈍い分、トヨタに2歩も3歩も遅れを取っているイメージがあります。

スポーツカーは、やはり原点には速さの前に「楽しさ」があるべきです。今回のようなGRヤリスには、その両方を理解した上で、開発陣が臨んできたと感心してしまうほどです。

今や「トヨタ・スポーツ」とは、ユーザーの心をきちんと理解した上での素晴らしい自動車メーカーになり得たのではないでしょうか。

これからも世界の舞台で、日本の誇りとして活躍して行っていただきたいですね。

ご愛読、ありがとうございました。

予約制カーディテイリング・パドック

横浜市山手Valkyrie Archie(ヴァルキリーアーチー)






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