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  • Yuichi Suzuki

デイーラーコーティングとコーティングプロショップの違いと対価。コストも全く違う?vol.2

更新日:2023年6月22日




前回に引き続き、今回はより上記のテーマを深く掘り下げたいと思います。前回は、デイーラーコーティングとプロショップの違い、そして、どのように違うか等を取り上げさせていただきましたが、そもそもコーティングの効果とは、どのようなものか?をユーザーの方に知っていただけたらと思います。


現在、自動車業界でのコーティングの主流はガラスコーティングです。新車購入時でもデイーラーが勧める程、世の中でも認知されており、高価でありながら人気ある商品です。


コーティング種類もガラスコーティングを始め、様々なものがありますが、実際の効果自体、人によって違う感じ方があるかと思います。まず、コーティングの持つ、本質はコーティングによって車が汚れないのではなく、汚れづらい、洗い易いという点に尽きると思います。傷が入りくいと言われていますが、正確には入りにくい傷と簡単に入ってしまう傷があり、決してすべてに於いて万能ではないという事です。



コーティングメリットで分かり易いのが、洗車時の拭き取りが楽であるということ。また、きちんとメンテンナスさえしていれば、汚れづらいかと思います。しかし、濃色系のボディーでは特にガラスコーティングを施工したことで、デメリットになるケースは多々あります。ガラスコーティングの場合、同じ成分同士の無機質付着が、非常に深刻な問題であるのです。


上記写真のように、コーティングをしたことにより、ボディーコンディションを落としまうケースがあるのです。コーティングをするしない場合でも、洗車後の拭き取りは非常に大切です。



コーティング施工後は、数カ月後のメンテナスが必需であるとともに、そのメンテナンス内容が何をなされているのか?も把握しておかなければなりません。コーティング種類によっては、コーティング自体の効力を下げかねず、高価な施工料が台無しになりかねません。



どの業界、どんな仕事でも会社組織の中では、コストたるものが存在します。同じ材料を使用しても、それらを活かす技術他、場所や会社形態によって大きく違うものです。ユーザーの方からすれば、少しでも安く、性能や技術性が高いものが好ましいはずです。コーティング施工であれば、まず、研磨を含めた下地処理の技術力が高いことが最重項目と言って過言ではないですが、ユーザーの方々に簡単に理解出来るものではありません。



例えば、研磨にて、ある気になっている傷を消すという場面があった場合、傷が消すことができる以外に、綺麗に消せているか?も重要なのです。塗装は、車やブランド、年式やコンディションなどにより、どれも一台一台違うので傷を消すこと自体、リスクが高く、その手法は様々です。例え、高級デイーラー店であっても症状が悪い場合は、成す術がないのが現状であり、施工環境の問題や技術ノウハウの面で無理は出来ないかと思います。



どの自動車メーカーの車であっても、僅かながら傷は入っているので、この点でも新車購入時は、小傷をきちんと取ってもらった上で、コーティング施工を依頼することが大切です。



また、どんなに高い技術を持った人間が存在しても、きちんと傷が見える環境と、ある程度一定の長さの時間をかけることが出来なければ、必ず仕上がりに大きな差が生まれます。具体的日数を言えば、最低4日間は必要と言えます。仕上がりの細部迄、見ていく会社であれば約1週間は時間を要してきます。




どのようなコーティング剤を使用しても、施工環境と一定の時間枠がなければ、高い施工料金に意味はなく、いかに下地処理の有効性が高い事こそが、高いクオリティーを奏でるものであり、そこに初めて、技術性の価値が存在しているかと思います。



全国各地には、優秀なカーディティーラーの方々がいらっしゃるので、カーコーティングをお考えの方は是非、参考にしていただけたらと思います。





今回も、ご愛読ありがとうございました。 


G鈴木










 

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